技術書典6で新刊「UEFI読本 GRUB編」を頒布
技術書典6で新刊「UEFI読本 GRUB編」を頒布
2019年4月14日に池袋サンシャインシティで開催される 技術書典6において「海洋軟件」として 新刊「UEFI読本 GRUB編」を頒布する。 既刊「UEFI読本 基礎編 Linux編」も基礎編を分離し 「UEFI読本 Linux編」として頒布する。 配置先は「う27」である。
UEFI読本 GRUB編
以下、本書「はじめに」より抜粋。
前回の技術書典5において頒布した「UEFI読本 基礎編 Linux編」(以下、「Linux編」)は 海洋軟件として初の同人誌であったにもかかわらず、 多くの方に読んでいただいたようでこの場で感謝申し上げたい。 「Linux編」ではEFI stubでの起動プロセスをソースコードレベルで追跡した。 しかし、多くのLinuxディストリビューションではGRUB bootloaderを利用することが多く、 一般的なLinux環境での起動プロセスをカバーできていなかった。 そこで本書ではUEFI環境でのGRUBの起動とLinuxの起動をみていく。 ただし、Linuxの起動そのものについては紙面の関係上ここでは対象外とする。
UEFI読本 Linux編
以下、本書「はじめに」より抜粋。
UEFIが2005年に登場してから10年以上が経過した。 現在のx86系CPUを搭載したコンピュータのほとんどが UEFIに対応しており、かつOSも当然のように対応している。 しかし、UEFIやそこからの起動を解説をした文書は非常に少なく、 規格書かソースコードを読み解くしかなかった。 本書はそのような現状に応えるべく企画された。
本書は「UEFI読本 Linux編」というUEFIにおけるLinux kernelの起動についての解説書である。 「技術書典 5」において頒布した「UEFI読本 基礎編 Linux編」を元に 基礎編を分離させて修正を加えた。